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生活再建は「収入UP」×「支出DOWN」の二本立てでしか勝てない
「脱・おふたりさま」の生活再建で、私が一番大事だと思っているのは、“構造改革”です。
その”構造改革”によって生活を立て直すには、次の二本立てしかありません。
- 仕事強化で「収入安定 → UP」(働き方、転職、資格、副業などで稼ぐ力を上げる)
- 生活インフラ見直しで「支出DOWN」(固定費を削って家計の出血を止める)
ここで言う「生活インフラ」は、電気・ガス・水道だけではありません。
生活を支える契約や仕組み全部です。たとえば、スマホ・ネット、住まい、保険、金融サービス、サブスク、車、教育関連、日用品の購入ルートまで含めて考えます。
ポイントはシンプルです。
固定費は“我慢”では減りません。“契約”の整理で減ります。
しかも一度見直すと、効果が“毎月ずっと”続きます。今日は、そのための「総点検リスト」と「削り方の手順」をまとめます。
→「我慢だけではない。再スタート生活の中で心の潤いに目を向ける」
まず押さえる:節約は「変動費」より「固定費」から
食費を削る、趣味を我慢する、コンビニを我慢する。
こういう変動費の節約は続きません(続けられる人もいますが)。気持ちが荒みます。
一方で、固定費は違います。
スマホ料金、ネット、保険料、家賃、サブスク、ローン、車の維持費等々。
ここを一回整理すると、毎月自動で支出が下がり、生活が軽くなります。
目安としては、最初の1〜2ヶ月で次をやるとスピードが出ます。
- 生活インフラの契約を洗い出す(見える化)
- “固定費の大物”から順に叩く
- 解約・乗り換え・プラン変更を実行
- 次月から効果を確認し、残りを微調整
今やること3択(以下の記事を読んでからやること)
続きの記事を読んだら、以下の中からまず1つだけでいいので実行してください。
全部やる必要はありません。1つやると後が続きます。
- ① 比較だけする(差額を見る)←これが特に重要です。「本当に減るのか?」の確認を。
- ② 不要オプションを1つ解約する
- ③ 乗り換え/相談を1件申し込む
ステップ1:生活インフラ総点検リスト(これが全体像)
「何を見直せばいいのか分からない」状態を解消するため、まず“全部”並べます。
あなたの家計で該当するものをチェックしてください。
1)通信インフラ
- スマホ(キャリア/格安、通話オプション、端末代、端末補償)
- 自宅ネット(光回線、ケーブル、ホームルーター)
- Wi-Fi機器レンタル、プロバイダ料金
- 動画配信・音楽・電子書籍などのサブスク(実質通信とセット)
2)エネルギー・公共料金
- 電気(契約アンペア、プラン)
- ガス(都市ガス/プロパン、契約先)
- 水道(自治体固定。ただし使い方改善余地あり)
- 暖房・給湯(エアコン、ガス、灯油)
3)住まいインフラ(最重要級)
- 家賃、管理費、更新料
- 火災保険(賃貸でも加入必須のことが多い)
- 引っ越し費用、家具家電の買い替え
- 住宅ローン、固定資産税(持ち家の場合)
4)保険(人生支えるインフラ。ここが“重い”家庭が多い)
- 生命保険、医療保険、がん保険、就業不能保険
- 自動車保険、火災保険、個人賠償責任保険
- 学資保険、積立型保険(貯蓄と混ざっている商品)
5)金融・決済インフラ
- 銀行口座(手数料、使い分け)
- クレジットカード(年会費、ポイント、保険付帯)
- ローン(カードローン、リボ、分割、奨学金)
- 家計簿アプリ、会計ツール
6)移動インフラ
- 車(ローン、駐車場、ガソリン、保険、税金、車検)
- 自転車、交通系定期、カーシェア
7)生活サービス・サブスク
- 動画、音楽、オンラインサロン、学習アプリ
- 宅配、家事代行、クリーニング定期
- セキュリティソフト、クラウドストレージ
8)子育て・教育インフラ(家庭によって比重が大きい)
- 学童、習い事、塾、通信教育
- 学校関連費、給食費、教材費
- スマホ・タブレット、学習端末
ステップ2:削る順番(効果が大きい順)
見直しは「順番」が超重要です。私は次の順で推します。
- 住まい(家賃・ローン)
- 保険(毎月の固定費が重い人が多い)
- 通信(スマホ・ネット)
- 車(持っているなら最優先級)
- サブスク・サービス
- 電気・ガスなどの光熱
- 金融(手数料・ローン整理)
理由は単純で、上に行くほど「月額が大きい」からです。
住まい:家賃は“最大の固定費”。下げられたら最高
家賃は、節約の中でも一番最重要ポイントです。
家賃が重い状態で他の節約を頑張っても、明らかな効果を感じにくいかもしれません。
ここを下げられると数値での実感が大きいので、他の節約にもやる気がでます。
できること(現実的な順)
- 更新時の家賃交渉(相場下落エリアは特に)
- 立地と広さの再設計(「今の暮らしに必要な条件」を再定義)
- 引っ越し(初期費用はかかるが、回収できるケースが多い)
- 住宅ローンの借り換え・返済計画の見直し(持ち家の場合)
構造改革手順
✅チェック項目(3つ)
- □家賃(管理費込み)と更新費用を把握している
- □「譲れない条件」TOP3(通勤・学区・治安など)が言語化できている
- □引っ越し費用を回収できるか(何ヶ月で元が取れるか)計算したことがある
✂削り方(2パターン)
パターンA:家賃を動かさず軽くする
- 更新時に相場を根拠に交渉(難しければ条件交渉:更新料・フリーレント等)
- 火災保険・付帯サービスの重複を整理
パターンB:住まいを再設計して下げる
- 条件を再定義して家賃レンジを落とす(駅距離/築年数/広さの見直し)
- 持ち家なら借り換え・返済計画の再設計も検討
▶チェック後はさらに詳しく
◆別記事でさらに詳細の解説をしています。→「住まい編 具体的行動:固定費の王様「家賃」を軽くする—交渉・更新・引っ越し判断の5ポイント」(記事作成中)
保険:ここは“家計の脂肪”。必要保障を残して削る
保険は人生を支える生活インフラです。
「全くない」といざというときに家計の体力温存ができなくなりますが、「ありすぎる」と家計の病原になります。「脂肪は必要最小限」の方が、体の健康も家計も安定します。
見直しの基本方針
- 公的保障(健康保険、高額療養費、傷病手当金、遺族年金など)を把握してから判断
- 「貯蓄」と「保障」を混ぜない(積立型保険は構造が重くなりやすい)
- 目的が曖昧な特約を削る(気づくと特約てんこ盛りになっている)
よくある見直しポイント
- 医療保険:入院日額が過剰、特約が過剰、そもそも不要の可能性
- がん保険:必要なら“必要な部分だけ”に整理
- 生命保険:子どもの年齢と収入見込みで期間を設計
- 自動車保険:年齢条件、運転者限定、免責、車両保険の要否
- 個人賠償責任:火災保険やクレカ付帯と重複していないか
構造改革手順
✅チェック項目(3つ)
- □保険料(合計で月いくら)を即答できる
- □保障の目的が「誰に・いつまで・いくら」か説明できる
- □特約の中身を見て「本当に使うか」判断できる
✂削り方(2パターン)
パターンA:削りやすい部分だけ落とす
- 使わない特約・盛りすぎ日額・重複保障をカット
- 年払い→月払い等の資金繰りは逆効果の場合もあるので要注意(総額で見る)
パターンB:保障設計を作り直す
- 公的保障(高額療養費など)を前提に必要分だけ残す
- “貯蓄と保障を混ぜた商品”は目的を分けて整理(積立系の扱いを再検討)
▶チェック後はさらに詳しく
◆別記事でさらに詳細の解説をしています。→【公的保障を先に見て、保険料削減を】
通信:スマホとネットは“見直しやすい固定費”
通信費は、住まい・保険ほど大物ではないですが、動かしやすいのが強みです。
スマホ見直し
- データ使用量の実態を確認(まずここ)
- 通話が多いなら「かけ放題の最適化」
- 端末補償は内容を確認(不要なことが多い)
- 端末代の残債がある場合は、タイミングを計算する
自宅ネット見直し
- 光回線が必要か(在宅ワークの有無、家族の動画視聴など)
- ホームルーターで足りるか
- ルーターのレンタル費が無駄になっていないか
構造改革手順
✅チェック項目(3つ)
- □直近3ヶ月のデータ使用量を確認した
- □通話の頻度(かけ放題が必要か)が分かっている
- □端末代残債・割引・解約金の有無を把握している
✂削り方(2パターン)
パターンA:プランだけ最適化
- データ容量を実態に合わせる/不要な補償やオプション解約
- 家族割・セット割が逆に割高になっていないかチェック
パターンB:乗り換えで一気に落とす
- 格安SIMへ(MNP含む)/ネットを光→ホームルーター等に再設計
- “スマホ+ネット”はセットで最適化すると下がりやすい
▶チェック後はさらに詳しく
◆別記事でさらに詳細の解説をしています。→【失敗しないMNP乗換えで通信費削減】
ネット編は記事作成中
車:“固定費の塊”、移動手段の代替可否は要検討
車は、持っているだけで毎月コストがかかるツワモノです。
ローン、駐車場、保険、税金、車検、ガソリン。ここは家計の重石になりがちです。
選択肢(感情ではなく数字で)
- 車を手放す(公共交通+必要時レンタカー/カーシェア)
- 軽自動車・コンパクトへダウンサイジング
- 任意保険の設計見直し(上で触れた通り)
構造改革手順
✅チェック項目(3つ)
- □車の固定費(ローン+駐車場+保険+税金)を月換算している
- □「車が必要な頻度」を数字で言える(月何回/週何回)
- □代替手段(カーシェア・レンタカー・自転車・公共交通)を試算した
✂削り方(2パターン)
パターンA:持ち続ける前提で軽くする
- 任意保険の条件最適化(運転者限定・免責等)
- 駐車場、乗り方(短距離は自転車等)を見直す
パターンB:持たない設計に変える
- カーシェア/レンタカーへ移行し、固定費を変動費化
- 必要なら車のダウンサイジング(維持費の再設計)
▶チェック後はさらに詳しく
◆別記事でさらに詳細の解説をしています。→「車編 具体的行動:車を持つ生活を続ける?やめる?後悔しない判断基準と代替案5つ」(記事作成中)
サブスク:敵は“月額数百円~数千円”の集合体
サブスクは一つ一つは小さい。でも、合計すると普通に数千円〜1万円を超えます。
見直しのコツは「好き嫌い」ではなく、「使用頻度」です。
- 直近30日で使っていないものは停止候補
- “無料期間”は終了日をカレンダー登録(放置課金を防ぐ)
- 家族で重複していないか確認(動画、音楽、クラウド等)
構造改革手順
✅チェック項目(3つ)
- □サブスクの一覧(何に月いくら)を書き出した
- □直近30日で使ってないものがある
- □家族・複数端末で重複課金していないか確認した
✂削り方(2パターン)
パターンA:停止・統合で減らす
- “使ってない”は解約候補。迷うなら1ヶ月停止して困るか試す
- 似たサービスは1本化(動画・音楽・クラウド等)
パターンB:生活導線そのものを変える
- 宅配・家事代行などは「頻度最適化」で費用を落とす
- 日用品の購入ルート(まとめ買い/定期便の整理)を再設計
▶チェック後はさらに詳しく
◆別記事でさらに詳細の解説をしています。→「サブスク編 具体的行動:気づいたら1万円。サブスク地獄を抜けるチェックと整理の5ポイント」(記事作成中)
光熱:電気・ガス・水道は「契約」+「使い方」の両輪
水道は自治体固定なので“乗り換え”ができません。
ただし、使い方の改善で落ちることはあります(節水シャワーヘッド等)。
電気・ガスは契約見直しで効果が出る場合が多いので要検討です。
- 契約アンペアやプランが生活実態と合っているか
- エアコンの使い方(つけっぱなし vs こまめ消し)
- 給湯の使い方(シャワー時間、追い焚き)
構造改革手順
✅チェック項目(3つ)
- □契約プラン(アンペア・料金プラン)を把握している
- □エアコン/給湯の“支出要因(どんな使い方をしているか)”を特定できている
- □直近の検針票(使用量・単価)を見たことがある
✂削り方(2パターン)
パターンA:契約の最適化
- アンペアやプランの見直し(生活実態に合わせる)
- 電気・ガスの比較で差額を確認(地域・契約条件次第)
パターンB:使い方を変えて落とす
- 給湯と暖冷房の使い方改善(ここが最も効きやすい)
- 節水・節電は“家全体の習慣”に落とすと続く
▶チェック後はさらに詳しく
◆別記事でさらに詳細の解説をしています。→【原因を可視化して光熱費節約箇所特定を】
金融:手数料と“金利”は静かに家計を襲う
金融インフラは見えにくいですが、破壊力が大きいのは「金利」です。
- リボ払い・カードローンがあるなら最優先で整理
- 銀行のATM手数料、振込手数料の発生を止める
- クレカ年会費が元を取れているか確認
- 家計管理用の口座を一本作り、入出金を一本化
構造改革手順
✅チェック項目(3つ)
- □手数料(ATM・振込)を月いくら払っているか把握している
- □リボ・カードローン等の金利負担を認識している
- □家計管理の口座(収入口座/支出口座)が整理されている
✂削り方(2パターン)
パターンA:手数料の出血を止める
- 無料回数のある銀行へ/入出金動線を一本化
- クレカの年会費が元を取れていないなら整理
パターンB:金利負担を止める(最優先)
- リボ・高金利ローンがあるなら、返済計画を最優先で再設計
- 状況が重い場合は、早めに専門家へ(生活再建の足かせを外す)
イストワール法律事務所に相談
▶チェック後はさらに詳しく
◆別記事でさらに詳細の解説をしています。→「金融関係の小さな出費が家計を圧迫」
まとめ:固定費を落とすと、人生の選択肢が増える
生活インフラの見直しは、「節約のため」だけではありません。
固定費が軽くなると、選択肢が増えます。
- 転職活動の期間を確保できる
- 子どもに必要な支出を回せる
- 心身の余裕が戻り、次の一手を打てる
「脱・おふたりさま」は、誰かに救ってもらう話ではなく、自分の足で立てる構造を作る話です。
収入は強くする。支出は契約から落とす。
今日のチェックリストで、まずは“今月やること”を3つだけ選んでください。そこから家計は、確実に変わります。