離婚は「生活再建フェーズ」と「もう一度楽しむフェーズ」に分けて考える
離婚・別居の直後は、とにかく「生存戦略」が最優先になります。
- 住む場所をどうするか
- どこで働いて、いくら稼ぐか
- 子どもの生活をどう守るか
この段階で「趣味にお金を使おう」「恋愛に目を向けてみよう」と言われても、正直、イラっとする人も多いはずです。
でも、なんの潤いもない毎日では虚しさが募るばかりです。日々の中に「楽しみ」の要素があるかないかで、人生の充実度が大きく変わってきます。
離婚・別離といった出来事は、人生の中でマイナス要因となりますが、だからこそそれを逆転できるようなプラス要素を生活の中で見出していきたいものです。
なので、こう考えてみではどうでしょうか。
- 生活インフラとお金の“防衛ライン”を整える(家・仕事・固定費見直し)
- その上で、「再スタートの楽しみ」に少しずつお金と時間を回していく
ここで大事なのは、
「普段一人で頑張ってるんだから、時には心に栄養分をしっかり与えてあげよう」
と、自分を大事にする発想です。
「脱・おふたりさま」は、
誰とも付き合わず、ひたすら我慢して生きろ、という話ではありません。
- 精神的な自立を大事にする
- 誰かの“稼ぎ”に丸乗りせずとも生活できる
という前提のもとで、
「自分の人生をもう一回楽しむために、何にお金と時間を使うか」
を考え直していくプロセスでもあります。
そのための具体的な選択肢として、
ここでは
- オンライン趣味・カルチャー講座
- ひとり旅・母子旅
- マッチングアプリ・婚活サービス
といった“心の栄養分”になり得るコンテンツをどう使うか、整理してみます。
辛めの日常を忘れ気分転換。“没頭できる何か”を持とう
──オンライン趣味・カルチャー講座
「考えない時間」を意図的に作らないと、頭の中がずっと“モヤモヤ”で埋まる
離婚直後は、放っておくと頭の中が不安要素で、いっぱいになりがちです。
時間が解決してくれる部分もありますが、「何もしていない時間」ほど、嫌な記憶ばかりが繰り返し勝手に再生され気分が晴れません。
そこで意識してほしいのが、
「何かに集中できる時間を、自分で作る」
という発想です。
どうせ集中するなら、楽しいことに集中したい。それを見つける手段として使いやすいのが、
オンラインの趣味・カルチャー講座です。
家からできる趣味は、心と体力にやさしい
オンライン講座の良いところは、
- 通う必要がない(家から出なくていい日もあっていい)
- 顔出しなし・録画視聴OKのコースも多い
- 「今日は無理」と思ったらスキップしやすい
と、メンタルが不安定な時期にも取り入れやすい点です。
ジャンルもかなり幅広く、
- 音楽(ボーカル・ピアノ・ギター・DTM)
- 絵・イラスト・デザイン
- 写真・動画編集
- パン作り・お菓子作り・料理
- ヨガ・ピラティス・ストレッチ
- エッセイ・小説・ライティング講座
など、「ちょっと気になる」が何か一つは見つかるはずです。
ポイントは、「上手くなる」より「没頭できるか」で選ぶこと。
- 上手くなくてもいい
- お金になる必要もない
- その時間だけはいやなことを忘れられる
それだけで十分価値があります。
「離婚記念ソロ旅」「母子旅」で、景色ごと気分を変える
──ひとり旅・母子旅に優しい旅行予約の使い方
距離よりも「心が休まるかどうか」
離婚・別居のタイミングで、一度「景色ごと変える」経験をしておくのは、気持ちを前向きにするための有効なきっかけになりえます。ただ、
- 離婚記念ソロ旅
- 子どもと二人だけの母子旅
といっても、海外に飛べというような大袈裟な話ではありません。
- 電車で1〜2時間の温泉地
- ビジネスホテル+近場の観光
- 週末だけの“プチ避難先”
このくらいのスケールで十分です。
大事なのは、
- 元配偶者やその家族と無関係な場所
- 誰も知り合いがいない土地
- 日常の風景とは全く違う景色
に実際に身を置いて、新しい生活に目を向ける心境になれること。
「家の中で考えるだけ」よりも、ホテルの部屋や温泉につかりながらの方がリフレッシュ感もあり、意外と冷静になれます。さらに、「また来たいなぁ。来るために頑張ろう」と思えれば、日々の生活にも張り合いがでるはずです。
予算と体力から逆算して“近場1泊”プランを組む
離婚直後は、お金の不安も大きい時期であるのはわかります。
だからこそ、
- 一人旅なら「交通費+1泊+食事で○万円以内」
- 子ども連れなら「移動が楽・子どもが退屈しない」を最優先
と、まず最初に予算と条件を決めて、そこから数か月~半年程度のスパンで計画的に費用を貯めていくのがおすすめです。生活再建局面では、突発的に「行きたくなったから行く!」というような出費はNGです。
旅行予約サイトで探す際には、
- 「ひとり旅プラン」
- 「母子・ファミリー向けプラン」
- 「直前割・早期割」
などで絞り込みができます。
“贅沢”ではなく“気分転換手段”ですので、高額にならないような予算設計で考えてみましょう。
恋愛は「再婚モード」と「リハビリモード」を分けて考える
──マッチングアプリ・婚活サービスとの付き合い方
失敗経験者に、いきなり“再婚前提”はしんどい
離婚経験がある人にとって、
「もう一回結婚したいですか?」という問いはなかなか重いものです。
- もう二度と結婚はいいや
- いつかいい人がいれば…くらい
- 今は恋愛どころじゃない
- でも一生一人で生きていく想像もまだつかない
こうした気持ちの揺れがあるのが、ごく自然です。
なので、婚活・恋活サービスを利用しようという気分になった際は、「自分はどうしたいのか」を考えたうえで、
- 再婚したい人向け(真剣婚活ライン)
- とりあえず恋愛を再開したい人向け(恋愛リハビリライン)
の二つを分けて探すのか妥当です。
「再婚したい人向け」婚活サービスの使い方
再婚を具体的に考えている人は、
- 年齢・住まい・収入などの条件
- 子どもの有無・同居か別居か
- 再婚後に「必ず譲れないこと」「割と譲れること」
を、自分の中で一度整理してから動いた方が、結果的に疲れにくくなります。
結婚相談所や、真剣婚活寄りのマッチングサービスの中には、
- 再婚向けプラン
- シングルマザー/ファーザー歓迎の会員層
- 子どもありの人同士のマッチングに慣れているカウンセラー
がいるところもありますので、自分に適した婚活サービスを活用するようにしましょう。
「とりあえず恋愛再開したい人向け」マッチングアプリの注意点
一方で、
- 今すぐ再婚までは考えられない
- でも“心理的に頼りになるような異性がいる安心感”はあったらいいと思う
- ちゃんと話を聞いてくれる人とデートくらいはしてみたい
という「恋愛リハビリモード」の人も多いでしょう。
この場合のマッチングアプリ利用で気を付けたいのは、
- 生活費を相手に期待しない(「養ってほしい」モードで行かない)
- 逆に、自分が財布役・メンタルケア係になりすぎない
- 身バレ対策・安全対策(会う場所・個人情報の扱い)を徹底する
という基本防衛ラインです。
結婚を目指すわけではなく、
「自分の生活は自分で支えた上で、プラスアルファとしての堅実な恋愛を楽しむ」
というスタンスでいるならば、防衛ラインを堅持する方が結果的に“地雷”を踏みにくくなります。に
お金の使い方の軸
──「生活防衛費」と「楽しみ・自己投資枠」を同時に設計する
極端な節約は、心を疲弊させるだけ
離婚直後、「とにかく貯めなきゃ」と思うあまり、
- 趣味ゼロ
- 外食ゼロ
- 旅行ゼロ
- 交際費ほぼゼロ
という“修行僧モード”に入ってしまう人もいます。
短期的にはプラスですが、これを何年も続けると、
- 「自分だけ幸せになってはいけない」
- 「自分が楽しむことに罪悪感がある」
という感覚でがんじがらめになってしまいます。
これは、負の側面が大きくなりがちで、この先の生活には悪影響を及ぼすおそれがあります。
「月いくらまで“自分の回復コスト”に回していいか」を決める
現実的には、
- まず家賃・光熱費・食費など「生活防衛ライン」を決める
- その上で、「月○円までは趣味・旅行・恋愛・自己投資に使っていい」と決める
この2本立てで考えるのが安全です。
- オンライン趣味講座の受講料
- 年に1〜2回のプチ旅行代
- マッチングアプリの月額料金
- たまの外食・推し活・ライブ
こうした支出は、無駄遣いではなく、
「過去の失敗を乗り越え、自分の人生をもう一度楽しむための回復コスト」
と考えていいと、私は思います。
もちろん、
カードリボや消費者金融に頼るレベルまで行くなどというのは論外ですす。
その手前で止めるためにも、「月いくらまで」を決めて使うお金をコントロールする必要があるのです。
まとめ:再スタートの楽しみは、まず“自力”の上に乗せられる範囲で
「脱・おふたりさま」とは
- 誰とも付き合わない
- 一人で黙々と働いて暮らす
- 楽しみも贅沢も一人が前提
そんなイメージを持つ人もいるかもしれません。
でも本来は、そうではありません。
- 元配偶者との生活からは脱却する
- 未来の誰かの財布をあてにしない
- そのうえで、自分から人生を楽しみに行く
そのための「仕事」と「お金」の話をしているだけです。
- オンライン趣味・カルチャー講座で、過去の記憶を“上書き”する時間をつくる
- ひとり旅・母子旅で、「ここから先の人生は自分で選んでいい」と景色ごとリセットする
- マッチングアプリ・婚活サービスは、「再婚モード」と「リハビリモード」を分けて、再スタートした自分の人生に合った使い方をする
こうした小さな一歩一歩が、
あなたの再スタートを充実したものにするための土台になっていきます。
生活のためのしんどさと、楽しみとは、両方あったほうがメリハリが出ます。
その二つを両立させるための仕事・お金・サービスの選び方を、このブログではこれからも一緒に考えていきたいと思っています。