介護職を勧めたい理由はこれ。安定収入を“軸”にする戦略で生活を立て直す

介護職を勧めたい理由はこれ。安定収入を“軸”にする戦略で生活を立て直す

なぜ私が「介護職を推す」のか

私はいま、介護職をパートでやりながら、別で個人事業主として事務系の仕事もしています。個人事業の収入は、月によって波が出ます。良い月もあるけれどほぼない月もあるなど、私の現状はジェットコースター状態です。そこで助けられているのが、介護パートの“安定感”です。

正直に言うと、野望(!)はあります。介護の仕事を軸に生活を安定させつつ、徐々に個人事業の比率を上げて最終的には個人事業中心にすること。そのために、いま介護の仕事は「目標へ向かうための同伴者」として、十分に機能しています。

介護の仕事を始めて数年経過しますが、今でも介護職の資格は何も持っていません。それでも都内では、求人が本当に多く、未経験OKの入口もあり、働き方の幅がある。これは、ブランクが長い人や、仕事経験が少ない人にとって、かなり強い選択肢だと感じています。

そして私は、介護の現場を4つほど経験してきました。良い面も悪い面も、両方わかります。だからこそ、キラキラした美談ではなく、「現場の実際」を、仕事内容に即して伝えられます

介護パートが“収入の軸”になる理由(フリーランスとの相性の良さ)

介護パートの強みは、「底堅さ」だと思っています。

  • シフトで収入の見通しが立つ(収入下限が作れる)
  • 時間帯の選択肢がある(早番・日勤・遅番など、生活に合わせやすい)
  • 未経験から入りやすい(入口が広い)
  • 人手不足ゆえに仕事が途切れにくい(少なくとも都内では実感あり)

個人事業は伸びる可能性がある一方で、波がある。だからこそ、生活費の“固定部分”を介護で支えて、個人事業の収入は「攻めの資金」に回す。この構図が作れると、精神的にもかなり楽になります。「最低限の収入が確保できるのか」という不安が薄れると、他の仕事への集中度が違ってくる。これが私にとっては気持ちの安定要素として大きいです。

未経験者が気になる「汚い仕事」の現実(具体的に何をする?)

未経験の方が介護を敬遠する最大の理由の一つが、いわゆる「汚い仕事」だと思います。ここは誤魔化さず、具体的に書きます。

介護現場で“汚い”と言われがちなのは、主に排泄まわりです。

排泄まわりの仕事例
・トイレ誘導(間に合うように声かけ・移動介助)
・オムツ交換(便・尿の処理、皮膚状態の確認、清拭)
・ポータブルトイレの片付け
・失禁時の更衣・清拭、シーツ交換(プラス入浴介助や口腔ケアも人によっては抵抗が出やすい)

では、実際にやってみてどうなのか。結論から言うと、慣れます
というより、慣れたくなくても仕事として続けていればやれるようになります。
マスク、手袋、エプロン、感染対策、汚物処理のルール。こういった手順を踏んで淡々と臨めば、何の不都合もありません。仕事ですから。

排泄介助は「生活支援」です。そして、「いつか自分にもやってくる可能性が高い現実」でもあります。「自分が介助されるときどうしてほしいか」。ここを考えるようになると、この仕事への理解や姿勢が変わります。

ただし、綺麗事も言いません。忙しい現場だと、時間に追われます。臭いもあります。メンタルが削られる日もある。だからこそ、“施設選び”が重要です。汚い仕事そのものより、教育がない・仕組みが壊れている、クズな同僚しかいない職場のほうが、しんどさは倍増します。

→介護職は3Kと言われるが、実情は? 現場で感じるリアルと本音

介護の良い面・悪い面(4施設経験者の本音)

良い面は、まず「役に立っている実感」が得やすこと。
利用者さんの生活を支えるので、反応が返ってくる瞬間があります。認知症や寝たきりで反応がないという利用者さんも多いですが、“ありがとう”が直接届く仕事なのは間違いありません。

一方で悪い面は、体力面と人間関係。(人間関係に関してはどんな仕事でも同じとは思いますが…)
移乗や体位変換など身体を使う場面があり、腰をやる人もいます。加えて、職場によっては、スタッフ間の空気が重いところもある。ここは本当に施設差が出ます。
仕事自体がきつくても、スタッフ間の声掛けや協力する雰囲気があると、大変さが全く違うというのが実感です。

給料面も現実としては高給ではありません。
だから私は「介護だけで夢を見よう」とは言いません。私が推したいのは、介護職を生活の土台にして、次の手を打てる状態を作るという戦略です。

ヨネブロ
ヨネブロ

これまでの施設勤務について、別記事で経験談を紹介します。仕事内容から収入の実態まで馬鹿正直に書きますので参考にしてみてください。(今後、記事随時投稿予定)

施設選びで9割決まる:ハズレ現場を避けるチェックリスト

同じ“介護”でも、働きやすさは施設によって別物です。未経験から始めるなら、ここを外すと入り口で挫折ということになりかねません。面接・見学・求人票で、最低限ここを見てください。

介護求人選びチェックポイント

人員体制 :日勤・夜勤等、何人体制か、休憩は取れるか
✅教  育 :未経験に対する研修・OJTの仕組みがあるか
✅業務分担 :入浴・排泄・食事介助等、業務分担の内容
✅職員の表情 :見学時、挨拶が返るか、ピリつきがないか
✅利用者さんへの接し方:声かけが雑になっていないか

面接・見学で上記のすべてを確認するのは難しいかもしれませんが、意識してこのあたりを見て「違和感がある」のに入ると、だいたい後悔します。

ヨネブロ
ヨネブロ

未経験の方ほど、“頑張り”で何とかなるだろうと思わないほうがいいです。
組織の仕組みの悪さは個人の努力では覆せません。

介護専門エージェントは当たり外れがある

私は介護専門のエージェントを使って今の職場に転職しましたが、これが大当たりでした。一方で、大ハズレのエージェントに当たった経験もあります。

良いエージェントの特徴はシンプルです。

良いエージェントかどうかチェックポイント例

希望条件を整理してくれる(時給だけでなく、体制・教育・夜勤の有無など)
✅デメリットも言う(「ここは離職が多い」など)
✅見学や面接前に“現場の情報”をくれる
入職後のフォローがある

逆にダメなエージェントの特徴は、次のようなものです。

こんなエージェントは要注意

やたら急かす
✅条件確認が雑

“釣り”で好条件の求人を見せ人集めをしておいて、その後のフォローなし
✅あなたからの質問への回答がふわっとしている

介護業界は人手が足りない業界で、エージェントも乱立傾向に思えます。詐欺的手法に引っかかっておかしな職場に放り込まれないよう、自分でエージェントの「怪しさ」を感じ取る“感覚”は必要です。

職場選びにおいてあなたがスタート段階ですべきことは

まずは“情報収集”として、介護専門エージェントに無料登録して求人の傾向を見る。
・合わなければ担当変更か別サービスへ。(最初から複数エージェントへの登録もあり)

これだけでハズレ現場を踏む確率が下がります

→「脱おふたりさま」ブログとしてのおススメ介護職エージェントはこちら。(記事作成中)

まずはここから:ブランクあり・経験少なめの人向け最短ルート

私が「ブランク長い人に介護職を勧めたい」と思うのは、最初の一歩が作りやすいからです。おすすめの進め方はこうです。

介護職 最初の一歩とその後

STEP1:週2〜3のパートから入って生活リズムを作る
STEP2:
体力・メンタルの負荷を見て、勤務形態を調整する
STEP3:
慣れたら、希望があれば時給アップや職場変更を検討
STEP4:
余力が出た分を、資格・副業・個人事業の強化に回す

いきなりフルスロットルにしない。
生活を整え、土台を作ってから攻める。
私はこのやり方が、いちばん再現性が高いと思っています。

まとめ:介護職は“人生の立て直し”と“次の一手”の両方に効く

介護職は、楽な仕事ではありません。汚い仕事もあるし、体力も使う。職場によっては人間関係もきつい。
それでも私が全力で推すのは、未経験でも入りやすく、働く場所が多く、収入の安定を作りやすく、次の一手に繋げられるからです。特に、ブランクが長い人や、仕事経験が少ない人にとって、介護は「現実的に生活を立て直す」ための強いカードになります。

そして最後に強調したいのは、介護のしんどさの多くは「仕事そのもの」ではなく「職場の環境」で増幅されるということ。だから、施設選びとエージェント選びが重要です。良い現場に入れた瞬間、介護は“続けられる仕事”になります。

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