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紹介があるうちに「自力で取れる型」を作る
ハウスクリーニングのFCは、立ち上げ期の最大の壁である「最初の集客」を本部が助けてくれることが多いです。ここは本当にありがたい。
ただ、将来的に“完全独立”(本部紹介がゼロでも回る状態)を見据えるなら、どこかで必ず壁に当たります。営業力です。
とはいえ、この業態の営業力は「押しが強い」「トークがうまい」ではありません。
必要なのは、次の4つを“型”として持つことです。
- 自分の弱点を把握する(セルフ診断)
- 見積もりで不安をゼロにする(質問テンプレ)
- 口コミを自然に集める(依頼台本)
- 値下げ地獄を避ける(単価防衛の断り文句)
この記事は、上の4つをそのままコピペで使える形にまとめました。紹介があるうちに整えておくと、数か月後の売上の伸びが変わります。
この記事で手に入る4つの“営業ツール”
ここで渡すのは、精神論ではなく「現場で回る文章・台本」です。
- 営業力セルフ診断(10問)
- 見積もりテンプレ(質問項目+追加費用説明)
- 口コミ依頼の台本(対面/LINE)
- 単価を守る断り文句集(柔・標準・硬)
営業力セルフ診断(10問)
まず現状把握。営業力に自信があってもなくても、ここからスタート。
採点方法
各質問に YES=1点/NO=0点。合計10点満点。
- 8〜10点:独立向き。あとは仕組み化
- 5〜7点:伸びしろ大。テンプレの導入で改善
- 0〜4点:紹介依存リスク高。まず“見積もりと口コミ”を優先強化
質問(10問)
- 問い合わせに対して、原則「当日中」に返信できている
- 返信文に「料金」「作業範囲」「所要時間」のいずれかを必ず入れている
- 事前に写真(現場状況)をお願いして見積精度を上げている
- 追加費用が発生する条件を、作業前に説明できている
- 見積もり時に「断られる理由」を先回りして潰している(駐車場・養生・騒音等)
- 作業後に「原因」と「再発防止」を1分で説明できている
- 次回目安(3〜6か月/年1回)を自然に提案できている
- 口コミ依頼を“毎回”やっている(断られてもOKの温度感で)
- 値下げ要求が来ても、焦らずテンプレ通りに返答できる
- 「危ない/無理/割に合わない」現場を断れる
点数別・最短の処方箋
- 0〜4点:見積もりテンプレ+口コミ台本を先に。単価以前に信頼不足。
- 5〜7点:単価防衛の断り文句を導入。粗利が残るようにする。
- 8〜10点:MEO(Google口コミ)とリピート導線で“紹介依存ゼロ”へ。
見積もりテンプレ(質問項目+追加費用の言い回し)
見積もりは営業そのものです。ここで不安を消せる人が勝ちます。
ヒアリング質問リスト(コピペ可)
お問い合わせありがとうございます。正確なお見積りのため、差し支えない範囲で教えてください。
- ご希望メニュー(例:エアコン/浴室/レンジフード等)
- メーカー・型番(分かれば)/設置年数(目安でOK)
- 汚れの気になる点(臭い・カビ・油・ヤニ等)
- 分解洗浄の希望有無(エアコンの場合)
- 駐車場の有無(近隣コインPの場合は料金)
- 作業希望日時(第3希望まで)
- 現場写真のご提供可否(全体+汚れ部分+設置状況)
追加費用が出る条件(言い回しテンプレ)
「基本料金でできる範囲」と「追加になる条件」を、先に言ってしまうのがコツです。
- 追加費用が出る可能性があるケース
「現場状況により、以下の場合は追加費用が発生することがあります。作業前に必ずご説明し、ご了承いただいてから進めますのでご安心ください。」
・想定より分解範囲が必要な場合(内部状況による)
・重度のカビ・油汚れで、洗浄工程が増える場合
・特殊な設置状況で養生・移動が追加になる場合
・駐車場がなくコインP利用が必要な場合(実費)
断られにくい「選択肢提示」の型
値段の話は“一択提示”より“選択肢”が強いです。
「ご予算と汚れ具合に合わせて、2パターン提案できます。
A:標準(ここまで分解・ここまで仕上げ)
B:徹底(追加工程あり、再発防止まで重視)
どちらがご希望に近いですか?」
これで「高いから無理」と言われにくくなります。
→見積もりテンプレをもっと詳しく。クレーム・低評価を未然に防ぐ事前準備はこれ
口コミ依頼の台本(断られにくい一言)
口コミは、独立後の集客の核です。お願いしない限り増えません。
ポイントは“お願いする”ではなく、“協力してもらう”温度感です。
対面でお願いする版(作業後30秒)
「もし今日の仕上がりにご満足いただけたらでいいのですが、
今、口コミが増えると新しいお客様が安心して頼めるので、短文でもひと言いただけると大変助かります。もちろん難しければ全然大丈夫です。」
LINE/SMSで送る版(コピペ可)
本日はご依頼ありがとうございました。
もし仕上がりにご満足いただけましたら、今後の品質改善と、初めての方の安心材料になるため、短文で結構ですので口コミにご協力いただけると有難く存じます。
(お忙しければスルーで結構です)
【口コミ投稿リンク:ここにURL】
低評価を防ぐ“先回り”一言
「もし気になる点が少しでもあれば、口コミの前に先に私に教えてください。できる範囲で調整します。」
これを入れるだけで、評価の事故が減ります。
単価を守る断り文句集(値下げ地獄の回避)
値下げに応じ続けると、忙しいのにお金が残りません。
単価を守るのは、強気ではなく“ルール化”です。
値下げ要求(柔/標準/硬)
柔:「お気持ちは分かります。品質と安全のため工程を削れないので、価格はこのままになります。その代わり、ご予算に合わせて作業範囲を調整することは可能です。」
標準:「申し訳ありません、値下げは行っておりません。作業時間と薬剤・養生まで含めた料金です。ご希望なら“標準/徹底”の2案でご提案します。」
硬:「料金は固定です。工程を削る形になるため、品質保証ができません。」
「他社はもっと安い」
「そうですよね、価格だけ見ると差が出ます。
うちは追加費用が出る条件を事前に明確にし、養生と仕上げ基準を工程として入れています。最終的な安心まで含めて比較いただけると嬉しいです。」
無料追加を求められた(ついでに○○も)
「できますが、追加作業になります。
“軽く”に見えても工程と時間が必要なので、○○円で対応可能です。やりますか、今回は見送りますか?」
危ない現場を断る(安全)
「申し訳ありません。その条件だと安全確保が難しく、事故防止の観点からお受けできません。別の方法(または専門業者)をご案内します。」
施工可否の基準なく何でもかんでも断ってしまっては話になりませんが、できないものはできないと言える。“断れる力”が、独立の自由度そのものです。
まとめ:4つの武器で「紹介依存」から抜ける
紹介案件は入口として強い。でも、将来の完全独立を見据えるなら、紹介が減った瞬間に困らない準備が必要です。
今日渡した4つのツールは、その最短ルートです。
- 診断で弱点を特定し
- 見積もりで不安を消し
- 口コミで集客の核を作り
- 単価を守って粗利を残す
これができると、営業が「頑張るもの」から「回るもの」に変わります。
まずは資料請求で詳細を知る
もしあなたがFC検討中なら、まずは無料資料請求・説明会で条件を把握するのが先です。
特に、月額費用の内訳、追加費用の条件、案件紹介の仕組み、解約・競業避止の条文。ここを曖昧にしたまま走り出すと、動き出した後に躓く原因になりかねません。
「質問テンプレ(5つ)」をもとに質問することで、判断精度が上がります。
質問テンプレ(5つ)
- 月額費用の総額と内訳
「月々かかる費用は、ロイヤリティ以外も含めて“合計いくら”ですか?内訳(広告費、システム利用料、サポート費など)を一覧でください。値上げ・改定が起きる条件も教えてください。」 - 案件紹介(送客)の実態
「案件紹介は、月にどの程度・どんな内容(単価/作業時間/エリア)を想定すべきですか?紹介が少ない月・ゼロの月があり得るなら、その場合の想定と対策(本部側の支援範囲)も教えてください。」 - 追加費用が発生するケース(開業前後)
「初期費用・研修費用以外に、後から追加で発生しがちな費用は何ですか?(例:道具の買い替え、追加研修、販促、駐車場、保険など)“よくあるパターン”で具体例を教えてください。」 - 契約の出口:中途解約・違約金・競業避止
「中途解約は可能ですか?違約金や精算、解約手続きの期限(何日前通知など)はどうなっていますか?退会後の競業避止(同業の制限)や、屋号・顧客リストの扱いも条文ベースで確認したいです。」 - 品質事故・クレーム時の責任分界(保険含む)
「破損・故障・汚損などの事故が起きた場合、加盟店と本部の責任分界はどうなりますか?加入すべき保険(賠償・動産・休業など)と、実際の対応フロー(連絡先、記録、補償の範囲)を教えてください。」